安井浩司 【やすい こうじ】

昭和11年2月29日〜。暗喩に満ちた言葉と土俗的な霊性、そして濃厚なエロスを融合した、カオスに満ちた句を作っている。


代表句集
  • 「阿父学」 昭和49年
  • 「密母集」 昭和54年
  • 「霊果」 昭和57年
  • 「句篇」 平成15年

代表作品
鳥墜ちて青野に伏せり重き脳 (『青年経』昭和38)

菩提寺へ母がほうらば蟇裂けん (『赤内楽』昭和42)

椿の花いきなり数を廃棄せり (『中止観』昭和46)

ひるすぎの小屋を壊せばみなすすき (『阿父学』昭和49)

二階より地のひるがおを吹く友や (『阿父学』昭和49)

御燈明ここに小川の始まれり (『阿父学』昭和49)

法華寺の空とぶ蛇の(まなこ)かな (『阿父学』昭和49)

麦秋の厠ひらけばみなおみな (『密母集』昭和54)

稲の世を巨人は三歩で踏み越える (『霊果』昭和57)

汝も我みえず大鋸(おが)を押し合うや (『汝と我』昭和63)




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