摂津幸彦 【せっつ ゆきひこ】
昭和22年1月28日〜平成8年10月13日。軟体類のような独特の言語感覚と、レトロな郷愁感を持ち、パロディーや文明批評など多彩な作風の句を作った。
代表句集
- 「鳥子」 昭和51年
- 「鳥屋」 昭和61年
- 「陸々集」 平成4年
- 「鹿々集」 平成8年
代表作品
幾千代も散るは美し明日は三越 (『鳥子』昭和51)
南国に死して御恩のみなみかぜ (『鳥子』昭和51)
南浦和のダリヤを仮りのあはれとす (『鳥子』昭和51)
少年の窓やはらかき枇杷の花 (『鳥屋』昭和61)
階段をぬらして昼が来てゐたり (『鳥屋』昭和61)
淋しさを許せばからだに当る鯛 (『鳥屋』昭和61)
日輪のわけても行進曲 淋しけれ (『鸚母集』昭和61)
露地裏を夜汽車と思ふ金魚かな (『陸々集』平成4)
国家よりワタクシ大事さくらんぼ (『陸々集』平成4)
黒船の黒の淋しさ靴にあり (『陸々集』平成4)
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