加藤楸邨 【かとう しゅうそん】
明治38年5月26日〜平成5年7月3日。自己の生活や生き方を誠実に追求していく立場から、人間の内面を深く凝視する句を作った。
代表句集
- 「寒雷」 昭和14年
- 「野哭」 昭和23年
- 「まぼろしの鹿」 昭和42年
- 「吹越」 昭和51年
代表作品
鰯雲人に告ぐべきことならず (『寒雷』昭和14)
寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 (『寒雷』昭和14)
長き長き春暁の貨車なつかしき (『穂高』昭和15)
露の中万相うごく子の寝息 (『穂高』昭和15)
隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな (『雪後の天』昭和18)
雉子の眸 のかうかうとして売られけり (『野哭』昭和23)
鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる (『起伏』昭和24)
木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ (『起伏』昭和24)
落葉松はいつめざめても雪降りをり (『山脈』昭和30)
百代の過客しんがりに猫の子も (『雪起し』昭和62)
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